モンベル ロガーブーツを履いてみた!

モンベルさんのロガーブーツを履いて林業作業を行いました!

林業はとても急な斜面での作業が多く、そのような現場で安全に作業するためには、作業靴はとても重要です。

林業の作業靴といえば日本において最も履かれているのは、スパイク足袋ではないでしょうか。自分自身も林業ではずっとスパイク足袋を履いてきました。このスパイク足袋は急な斜面においてほんとにグリップが効いて、歩けます。一般的な靴では滑ってしまうところでも、スパイク足袋は滑らないので、林業はこれしかないと、自分でも思っていました。

少し話はそれますが、普段ツリーケア、特に木に登って剪定や伐採を行うときにはブーツやクライミングシューズを履いています。造園業を始めたころは、こちらもやはり地下足袋でした。今でも地下足袋の方が大半だと思います。ですが、ロープクライミングを行うようになり、足袋では安全面、作業面から難しいところがあるため必然的にブーツやクライミングシューズとなりました。なんと作業がしやすく足が楽なこと!植木に登るのも足袋じゃなきゃ難しいでしょという先入観をずっと持って作業していましたが、ブーツでも全く問題なし!むしろ足も痛くないし、安全でした。それ以来、ツリーケアの際には一切足袋を履くことはなくなりました。

話は戻り、林業ではまだブーツを試したことがありませんでした。まず、重くて斜面を歩くのには疲れそう、グリップが効かず斜面を歩けなさそうなど、否定的な先入観がありました。

モンベルショップに背負子などを買いに行った際に、新しいロガーブーツが置いてあり、試しに履かせてもらいました。とっても軽くフィットしてグリップも効きました。以前から林業でもブーツを履いてみたいとは思っていたので、迷わず購入し現場で履きました!

履いてみた感想としては、足袋じゃなくても作業できる!それに足も楽だし、疲れませんでした。足袋は一日作業した後の、現場を下っていくときにいつも足の疲労がありました。(地面に近い分、疲れやすいのかな?)それが、ブーツでは感じず、下りながら、「あれ?足の裏が疲れてないな」という感覚がありました。

ただし、グリップ面ではやはりスパイク足袋のほうが上ではあり、ブーツでは滑ることが多々ありました。ですが、総合的(安全面、疲労面、悪天時での作業)に考えると林業でのブーツはとっても良いのではないでしょうか!

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